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8月の本

     今月読んで、良かった本。

       月と菓子パン (新潮文庫)
          「月と菓子パン」
              石田 千


  ちょっと手の空いた時間に一話読んでは、ほっと息をひとつ。
  のびをする猫のように柔らかく、力の抜けたエッセイ集でした。
 
  街角の風景。ふと胸をよぎる記憶。
  季節のにおい。人や動物との 飾らないやりとり。
  あっさりとした文章の中に、日々のきらめきが感じられます。

  著者はだらんとしたように見せて?いますが、
  文間から滲むその暮らしぶりは、いかにもきちんとしていて清々しい。
  朝の畑で野菜を買ったり、夜長の楽しみにお豆をゆでたり。
  (いや、清々しいなんてえらそうな言い方ではなくて まぶしい!)
  飲み過ぎて風邪を引いても、
  本格的に寝込んでしまう前に、梅干と昆布と生姜のかけらとでスープをつくるんだもの。        
  ていねいに暮らす人は、ほんとうにまぶしい。

  そして、そんな風に暮らす人だからこそ、
  他の人が気にも留めぬ気配や 見過ごしてしまう変化にも、
  注意深く、けれど自然に、目を向けられるのだと思うのです。
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Author:indigo
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