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前回のレビューに続いて

今回のレビューも江國香織さんの本です。

江國香織 著/『日のあたる白い壁』

    日のあたる白い壁

この本は江國さんの好きな絵画を紹介したエッセイ集で、
雑誌に連載されたエッセイ『いちまいの絵』を単行本化&改題したもの。
有名な画家の有名な作品だけでなく、
「あの画家がこんな絵を?」という驚きや発見も詰まった一冊です。

本に登場する絵には、素敵な作品がたくさん
中でも私は、ボナールの「入浴」やパスキンの「昼寝」、
児島虎次郎の「睡れる幼きモデル」などに惹かれました。
前のふたつの作品について言えば、
絵そのものの色合いや、絵から漂うぬるいまったいような空気感がすごく良い。

それにしても。
誰かの好きな絵についてじっくりと聞くことが、こんなにも興味深いことだとは!
(その誰かが、お気に入りの作家だから尚更なのだと思うけれど。)

絵画に関わらず、好きなもの、感性を揺さぶるものを掘り下げて語ることは、
その人自身を語ることに他ならないのかもしれない。
話に耳を傾けていると(今回の場合は 読んでいると)、
相手の飾らない、無防備な心にふと触れているような、そんな気持ちがするのです。
表面には出てこない、奥深くにひっそりと在るその人を垣間見るような。

時々、自分の好きな絵や音楽を相手も好きだと知って親近感を抱くことがあるけれど、
あの特別な親近感は、そういうことに関係しているんだろうな。
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灯をともすような作品を。
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